健康寿命2
2011年9月1日 @ 03:09 PM
先日健康寿命についてのブログをかいた。今回もその続きで興味深いデータを紹介する。
「風邪をひいたらどうするか」を各国の高齢者に尋ねた国際長寿センター(ILC)の調査では
日本、米国、フランスでは半数以上が医療機関に行くと答えているのに対して無料の国営医療制度をもつ
英国では家で薬を飲んで安静にするといった回答が圧倒的多いらしい。
英国人は「みんなの制度なので利用は必要な人だけ。風邪くらいで医師の邪魔をしたくない」といった理由が挙げられているとのことであった。
国民すべてをカバーする医療制度をもつ日英両国で大きな開きのあることに正直驚いた。
米国などは日英にような医療制度はなく、なかなか医療機関にいけない人も多いと聞く
そういった意味では日英は非常優れた医療制度が整っており日本の長寿を支えている部分も大きい
しかしながらこの制度の運営や維持には大きなコストがかかり、日英両国とも財政面で同様の苦労をしている。
高齢化が進む中、これらのコストはさらに増大し国民負担も増えていくことは間違いない。
この医療制度の健全な運営、維持について国民の対応が単に日本的か英国的のどちらが優れているかといった
二者択一の発想だけで判断するのは難しい
「食」と「健康」は密接に関係している。
日本の伝統食品原料である「大豆」が日本人の健康に寄与している点は多くの研究で証明されている。
その健康機能性は世界中で注目されている。
世界5大健康食品にも日本の大豆が選ばれている。
健康寿命に「大豆」が担う役割はますます増えそうだ。